ジャニーズ(主に関ジャニ∞)とジャニヲタに愛ある毒吐きまくりブログ。 赤字注意書きのある猛毒劇辛記事は自己責任でお読みください(クレーム受付しません)。 ※このブログのタイトル及び記事すべての著作権は、管理人茶々にあります。 転載希望の方は実行される前にご報告下さい。(URL明記での引用、通常リンクはご自由に♪) ◆お知らせ◆メルマガ最終発行日:2011/10/9 1:35
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今更ですが、『一瞬の風になれ』を読み終わりました。
3冊目の本を閉じた時、体の中に熱い塊のようなものが残りました。
恋愛劇とか、単なるスポコン、友情劇ではなく、主人公新一の人生の中の3年間がしっかりと綴られていたという印象です。スポーツ青春小説としては、これだけのものを書き上げるのにどれだけの取材が必要で、それはただ陸上に対する知識という意味でなく、高校生という思春期の心理を掴んでいなければここまでの一人称での心理描写は出来なかったと思います。
ドラマを先に見ていたことで、登場人物が実写化され頭にあったことで容易にイメージができたことは事実ですが、登場人物それぞれにしっかりとしたキャラクターがあり、それぞれが生き生きと動いている様が、あたかも自分がその場にいて彼らを見ているような気分にさせられます。
さて、ドラマとの比較という本題に入りますが・・・・・・
これは旧『無限星への手紙』時代に、読者さんから読んで感想を聞かせて欲しいとのことを受けていたので書きます(参考サイト:こちら)。
個人的な意見なんで、その辺はよーく頭に置いて読んでくださいね!
残念ながら原作レイプと言われた由縁は、よーく理解できました。
ドラマで一番描かれてなかったのは、チームの出来上がって行くプロセス、結束かと(走りについては無茶だと思うので目をつぶります)。それは作者が一番力を入れていた部分だと思うので、クレームがきて当然だと思いました。逆に言うと、役者陣が短期間であそこまでやれたことはすごいことだと思います。そして原作者の佐藤さんが脚本にクレームをつけなかったらどんなものになっていたんだろうと想像すると、どんなに薄っぺらなチームメイトになっていたかと怖いくらいです(なんて言ってますけど、修正前の脚本がどんなだったかは知りませんので推測です)。
谷口との恋愛に関して、確かに原作の空気を大事にしているのはよくわかりましたが、そこよりもチームについて時間を割いた方がよかったんじゃないかと(ご飯のシーンはサッカー観戦の代わりだったようですが、必要なかったと思うし、彼女とのシーンはあれほどいらなかった。新一が遠目で見ているシーンでもちょこちょこ入れた方がわかりやすかったんじゃ?)。
作り方をどうこういっても始まらないか・・・つまり、あのドラマは『原案・一瞬の風になれ』ってことですよね。プロモーションのやり方がよろしくなくなかったことと、1話のスベり具合で一般の人から残念な目を持たれたってことじゃないでしょうか。
もっともっと時間があったら、岡田がSPの撮影半年前から体作りを始めたように準備が出来たかもしれないんですけどね・・・・・・。原作では体力勝負な新一なのに、内は間逆ですし(笑)。内だけでなく、体作り、フォームもろもろ小説でこだわっていた部分に対する説得力がかけていたことは、原作ファンにとっては嘆かわしいことだったと思います。
正直ドラマの出来栄えよりも、競技場で内がヘタれで目を覆いたくなったことを思い出し、他の子たちがしっかりとやっていたことを思い出して切なくなっています。あの現場での内はとてもとても部長なんて器ではなかったので・・・・・・。
原作を読み、ドラマも思い返すと、(走りは別として)連が光っていたなぁということばかりが残ります。桃内も根岸も、出演していた人たちはみんなよかった。メンタル的芝居って意味では内もやっぱり好演してました。
役者陣がどうとかじゃなく、どこまでも脚本(大人の事情)が問題だったんだな、ということをオチとして終わります。
ドラマや映画、舞台もそうですけど、作り上げるのは役者だけでなく、周りのスタッフの力がでかいんだなぁとあらためて思ったしだいです。
余談ですが、この小説が私的に好きかどうかと聞かれたら、嫌いじゃないと回答するにとどまります。
あくまで個人的好みの問題ですが。
それでも、この本がたくさんの方に愛される理由は、読んでみてとてもよくわかりました。
これが求められていた回答になっていればいいんですけど・・・
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