【感想】舞台『トラストいかねぇ』

行ってきました、公演2日目。
なんと、最前列のど真ん中の席に当たりました。
オペラグラスなしで見てきましたよ～

こんなに近くで安田を見たのは、いつかの北海道きたえーるでのライブ以来。

下記は感想ですが、これから行かれる方はご注意を。

感想　『トラストいかねぇ』　7月10日（日）1部　グローブ座

完全なるサブカル系舞台。ギャグにもとれる箇所も多々あり。
安田とキャストの方々とのバランスも抜群。
予想を裏切らず、仲良しだしねえ。

安田は舞台の子なんだなぁと「カゴツルベ」を観た時以来、あらためて思いました。

ストーリーもキャラ設定もよく出来ていて、個性的。
好みはあれど、安田にとって恵まれた形の舞台だと思いました。

父と息子のくだりは残念ながら若干寝落ちしてしまい、、、座席が座席なだけに申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、親子に見えました、素晴らしい。

シャインズの曲も聞いてみたかったなぁ。

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【感想】舞台『If or...III』

2011年3月1日　東京グローブ座

村上の一人舞台『If or...III』へ行ってきました。

ちなみに2年前の『If or...』の感想はこちら


結論：やっぱり一回見れば十分。

ネタばれを含む感想は続きへどうぞ。

『If or...II』は観てないので、2年ぶりです。


公演時間は、約2時間（休憩なし）。
テンポ、構成はものすごく向上していて、成長を感じました。
すべてがコント設定なわけですが、初見であれば十二分に楽しめるものであったと思います。
（複数回入った人の話によると、基本的に毎回同じことをやってるようなので）

大きな話（戦争コント）の合間に、コントが複数挟まるといった構成ですが、混乱することはなかったです。

【もし村上信五が戦場に行ったら】
ライフル銃を持ち、紫の迷彩服にヘルメットをかぶった村上が登場。
メンバーの名前を呼び、どこにいるんや～？とはぐれた設定になっている。
一人で戦ってるテイで動き回り、メンバーを探し、大砲に撃たれて奈落のそこへ・・・・

【村上ソロコン】
T.W.LをBGMに、スクリーンに映し出されたのは、スーツやパジャマ、ジャージなどの村上が走っている映像。
あずき色のジャージを着て、ステージにぽつんと登場。
「本日は村上信五 2011　ソロLIVE　TOURにお越しいただきありがとうございます！」
ジャージを着ているのは、衣装を乗せたトラックが事故にあったからだそう。
ジャニーズは衣装を着ないで歌ってはいけないという契約があるため、衣装は急遽バイク便で送らせてると。
衣装が届き、ステージで生着替え（客席はキャーッ！）をしてる間にイントロが流れ、歌に間に合わず・・・の繰り返し。
順番は、イッツマイソウル⇒急☆上☆Show!!⇒レイニ⇒関風ファイティング⇒寿司食いねぇ
で、寿司で着替えが間に合って歌えたけど、人の曲だとオチがついて終了。

【NHK 「プロフェッショナル 仕事の流儀」プロ縄文人】
縄文人という名の村上。渋谷に登場。

【もし村上信五がTVショーの司会だったら】
みなさんどーもー！シンゴサリバンです！
このショーはみなさんと作り上げるショーです！

客席と絡みながら進行するもので、
誰が　→　客席に聞く
いつ　→　客席に聞く
どこで →　客席に聞く
誰に　→　サリバンがボックスの中から言葉が書いてあるボールを引き、最後に上記の文＋何を言うかを即興一文を作り上げる。

例えば、「サリバンが9月3日にグローブ座でジャニーさんに」言いました。「次回作もよろしく！」
･･･てな具合。

【NHK 「プロフェッショナル 仕事の流儀」プロ縄文人　2】
VTR。
育った場所として道頓堀へ。職業はグルメレポーターらしい。
縄文Jrを育てなければ・・・といいつつ、かつて出演していた松竹座へ行くも、門前払い。

【もし村上信五が国語教師だったら】
例年やってきたヤツです、ハゲづら、白衣、つっかけサンダル。
ことわざをジャニーズ形式に変換したらどうなるか、というもの。
『猫の手も借りたい』⇒『タッキーの手も借りたい』
『笑う門には福きたる』⇒『笑う嵐には紅白の司会きたる』
などなど。

詳細知りたい方は、レポ探してください。私的には真新しさゼロの上、村上のおじいちゃん喋りがほぼ聞き取れずで微妙でした。

【NHK 「プロフェッショナル 仕事の流儀」プロ縄文人　３】
VTR。
生誕の地を舞台に、高槻市の母校訪問。
中学3年間は生徒会に属し、バスケ部で頑張っていた。

【もし村上信五が大物時代劇俳優だったら】
芸歴40年の殺陣が大得意の俳優のテイでのコント。

眠気を誘われる、無邪気に笑えない私。。。

【冒頭の戦争の続き】
ここでは「うわぁ～！」と奈落の底に落ちていく村上がスクリーンに映し出され、舞台上の洞窟のような映像を映した（人が隠れられる箱のようなものに映像を映している）ところに落下する。
メンバーの名前を呼ぶが誰もおらず、探しに行ってしまうと、洞窟のような映像の中に、別の人が・・・
赤い迷彩服を着たロン毛の渋谷が。そして青い迷彩服の安田。いずれも映像の中で村上が演じてる。

正直、全然似てないんだけど、特徴をつかんでいてめっちゃおもしろかった。
特に似てたのは大倉！他も本当に特徴をつかんでるの、とにかく！
安田に関してはわからなくはないけど、本当の安田というより、イメージだけといった感じでリアリティなく残念。

【戦争の続き～葬式～】
戦争が終わり、戦地で亡くなった村上の葬式シーン。
喪主の村上ヒナ子（おかん）が、きてくれたメンバーやサリバン、縄文人などへお礼を言いつつ、息子がこんなことを言ってたと売れなかった時代から・・・・などと独白。
最後に突然、「私、踊ります！」と喪服（黒いワンピース姿）でがっつり「アンダルシアに憧れて」を踊る。
ハケたところで、棺桶から村上が生き返る･･･

村上が好きなオチのつけ方という印象。しかし長い長いその話に、私はウトウト･･･

【フリートーク】
今回は草食男子、肉食男子に続き、クリーム系男子やらなにやら、新種の言葉があるとかそういう話。会場からはロールキャベツ男子、森ガールなどなどいろいろ飛び出し、その手の話を膨らませて長話。
ファッション用語もよくわからんと。レコメンで話題にあがったロンパースなどから、自分がどのくらい服を買いに行くか、何を買ったとかそういう・・・正直書くまでもない話･･･知りたい方は他所でググッてください。
・・・といった具合の構成でした。


ネタが毎回同じなので、ネタバレしない方が絶対楽しめる舞台。
何度も通う人は、よほど村上に会いたい人なんだろうなーと思いました。

村上は「4に繋がるように頑張った」と言ってましたが、これ以上ネタはないだろうな、という印象。
前も『未定』の時にも書いたような気がしてますが、ファンじゃなければわからないネタばかりなので、最終兵器としてメンバーネタを盛り込んだ今回以上の出来は、同じコンセプトでは難しいと思いました。

ファンとして、一回見る分には十分におもしろいものでした。

村上、お疲れ様でした！

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【感想】舞台『ギルバート・グレープ』初日

丸山隆平主演　ギルバートグレイプ

1月16日（日）　東京グローブ座

 

初日、行ってきました。

 

ストーリーのネタばれはありませんが、それ以外はレポと感想なので、真っさらな状態で観たい方は読まないことをお勧めします。

フリーター、家を買う。DVD-BOX １．【予約特典クリアファイル＋初回生産特典ドラマオリジナルグッズ付】 ２．通常盤 ポニーキャニオン 2011-03-16 うっかりしてましたが、とっくのとうに予約開始になってたんですよね･･･

読まれる方は、続きへどうぞ。

客席中央部分を切り取って、ステージはその分、前にせり出す形で作られてた。

あ。グッズは「ポスター2枚セット」1,000円と「パンフレット」2,000円のみ。

丸山の映りは抜群でしたよ。ポスター用の細長い紙袋も素敵な作り。

ギルバートは台詞がものすごく多く、大半は独白（独り語り、状況説明など）で占められてて、休む暇がないほど。

丸山、ミスはちょこちょこあったものの、よく覚えたよ、あれだけ。

 

途中で脚本覗き見る暇もないほどに出ずっぱりで、喋りっぱなし。

役の雰囲気作りは大成功。

リアルな"水"と"火"の演出は、G2さん、原作ずいぶん読み込んで解釈したな～と感心。

照明の使い方もとっても上手だった。

キャストは、それぞれ実力派ばかり。
知らない顔も結構いたけど、丸山（ギルバート）と中尾（アーニー）以外は"自分"以外の役も兼務しつつ、それぞれに差別化を計っていたように思う。

 
元々映画ファンだったので、黒川（ベッキー）の役柄には違和感を覚えまくりでしたが、まぁ好みの問題だろうね、きっと悪くなかったんだと思う。

What's eating Gilbert Grapeのタイトルどおり、映画よりもギルバートの苛立ち、悩み、もやもやといったものを強く表現していたし、ギルバートが街に、古き良き物に思い入れを強く持ち、新しいものや変化を受け入れようとしない理由は、観る人各々が自由に解釈ができるようにしてるのもうまく表現できていた。

ちなみに舞台を観た上での私の解釈･･･
確かにギルバートは動けなくなった母親、知的障害者の弟、父親の自殺についてのトラウマを抱えているけれど、彼は諦めと同時に、これ以上悪くならない環境（現状）をベストとし、新たな変化で起こるかもしれない何か（彼の心境の変化、彼を取り巻く環境の変化など）に怯えていたのではないかと。
ベッキーという魅力的な女性の登場は、ある意味大きな変化だったけど、恋心という変化は自然に発生し、コントロールはできないし、そんな相手によって起こされる変化だったから受け入れ、自らも変化していくこと（希望を持つことができた）ができたのではないか。。。

家族愛ばかりがクローズアップされがちだが、実はただギルバートという青年の成長劇を描いた物語のような気がしてならない。
 

3時間（1時間10分の時に15分の休憩あり）の舞台には集約し切れないものもあったけど、うまくまとまってると思いました。（映画と似た空気感を感じられましたし、どちらも原作をきちんとレスペクトして作ってると思います）

そして、最後になりますが、我らが丸山。
雰囲気や憂いを含んだ表情など、どんぴしゃな役どころだったと思う。

ただ力不足は否めない。
具体的にいうと、エイターにはおなじみですが･･･滑舌の悪さ、文章語尾が薄い（音がフェードアウトしていく）、早口、台詞と独白の切り替え下手（間合いや空気感が全然作れてない）。
それ以外は多少てんぱってたぐらいなので、今後改善されていくと思います。

問題の「口（くち）」に関しては、今回の舞台は先に書いた通り、喋りっぱなしなので、大問題なのです。
正直、台詞の1/3は何を言ってるかわかりませんでした。

最後、出演者が揃って挨拶をし、拍手喝采の中を一度はけて、鳴り止まぬ拍手にオールキャストがまたもステージへ。さらに鳴り止まぬ拍手&スタンディングオベーションで、またもオールキャストがステージへ。
3度目となると、キャストの皆様も「丸山くんって、こんなに人気なのね～」的空気でした。
（ちなみに私は座ったまま拍手）

涙ぐむお客さんも多く･･･わかるんですよ、ようやく無事に初日を迎え、それなりにできた舞台だったわけだし。
私は、「調子に乗るなよ。大変なのはこれからだぞ。頑張るんだぞ」的気持ちだったもので、胸は熱くなれど、逆に叱咤激励したいぐらいでした。

今日の初日はジャニヲタ&ジャニ関係者だけだったと思いますが、今後共演者やG2さん関係もたくさん観にこられると思うのです。実はそこが丸山の本当の勝負どころであり、次の仕事への大事なプレゼンになるはず。ヲタクの贔屓目、ジャニものしか知らない人も多かったであろう初日の声援や事務所ブランドに甘んじず、"舞台俳優"のプライドを持って明日からも頑張ってほしいです。

とにかく課題は「口」！

東京最終公演だけ観に行きたくなりました。丸山の成長を見届けるために。
（チケットの当てはまったくないんですけどね･･･汗）

What's Eating Gilbert Grape Peter Hedges

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いよいよ初日

丸山のギルバートグレイプ、とうとう初日です。

なんだか私がソワソワしてますけども・・・見届けてきます。