ジャニーズ(主に関ジャニ∞)とジャニヲタに愛ある毒吐きまくりブログ。 赤字注意書きのある猛毒劇辛記事は自己責任でお読みください(クレーム受付しません)。 ※このブログのタイトル及び記事すべての著作権は、管理人茶々にあります。 転載希望の方は実行される前にご報告下さい。(URL明記での引用、通常リンクはご自由に♪) ◆お知らせ◆メルマガ最終発行日:2011/10/9 1:35
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CLUB∞。ここは現実逃避が必要な人が集まり、踊り狂う場所。
人々が浮世離れを楽しんでいる最中、現実を見据え、ある計画を実行しようとしている7人がいた。
金に絡んだ大人の不正が原因で親を亡くし、孤児として育てられた彼らは、家族の愛を一身に受けてぬくぬくと育ったものには得られない心の傷と、生き抜くために必要だった特殊能力、そして固い絆を持って年を重ねてきた。
きっかけは同じ境遇を持って生まれてきた赤ん坊だった。胸に抱えたわだかまりを最初に口にしたのはマック。グループのリーダー格だ。
そして起動した計画にそれぞれが緊張と不安、そして野望を胸に抱えて解散した中、VIPルームに残ったマックは、唯一傍にいたジャッキーにぽつり呟いた。
「ほんまにうまくいくんやろか・・・」
普段強気な顔を見せているマックの弱音に、参謀的役割であるジャッキーは驚きつつ、自身の不安を隠しながら言った。
「お前、今更なに言うてんねん・・・」
一方、ことの成り行きを冷静に考えつつ、その一切を誰にも明かさぬまま胸に秘めているのはジョニー。本当にこれでいいんだろうか?自問自答しながら、時折襲ってくる不安に一人ため息をつく。
トッポは自分を奮い立たせるように、今できることを黙々とこなし、自らがプレイする音楽の渦に流されようとしていた。
普段は笑顔をたやさないガムも、さすがに能天気に笑ってはいられなかった。どんなことであろうが人を殺める武器は本当に必要なのか?もっと何か他にあるんじゃないかと模索しつつ、楽しそうに踊るフロアを見つめていた。
野望以上に不安に押しつぶされそうになっていたのは、アーセナル。そんな彼の繊細な様子にいち早く気づいたのは、いつも勝ち気で喧嘩っぱやい、グループでもやんちゃで通っているエースだった。
「アナーセル、大丈夫や。きっとうまくいく」
「・・・・・・」
俯いたままのアーセナルが何を思っているのか、エースにはわからないまま・・・
#2 monologe
この計画において、エースに大きな迷いはなかった。無力感に蝕まれた日常を打破するために、無意味な存在である自分に意味を持たせるためにも、この計画は必要なのだ。憧れた明るい未来が自分になくとも、今はそれを託したい存在がいる。握り締めたこぶしで誰かを殴りつける痛みは、まるで自分を痛めつける行為そのもの。殴れば殴るほど自分と向き合っているような気持ちに苛まれつつ、唯一の守りたい存在のためにそれでいいと、自分に言い聞かせるように顔をあげた。
#3 Kick
自分にとって大切なものとは何だろう?戦うため、あるいは防御するために武器が必要ならば、それ以前に大切にしてきたものを捨てられるんだろうか?ガムの中でその二つが天秤にかけられていた。もちろん、この計画には賛成している。だけど、僕には拳銃は重過ぎる。ガムはそう思った。手を伸ばしてもいまだ届かぬ笑いに満ちた未来。ほんの少しの可能性だとしても、それを捨てずに向かっていきたい・・・
#4 Revolver
この計画は必要だと強く感じている。しかしアーセルナは怯えていた。ギターをかき鳴らし、髪を振り乱し、心の思いを音楽で吐き出す。そして自分を奮い立たせる。それが彼のやり方だ。あの子のために、仲間のために、ファンのために、そして自分自身のために。愛おしい存在のために現状を打ち砕くべく、「未来」という名の弾丸を詰め込んだEnfield No.2を躊躇なく撃ち放った。
#5 トリックスター
アーセナルが放った銃声を合図にするように、同じ時、マックは計画の一環である作戦に行動を移していた。おもむろに自分の存在を印象付けるかのように、すれ違う人々にアイコンタクトを取り、名刺を渡してゆく中、目当てのダイヤを見つけ、戸惑いもせずにクリック代わりに懐中時計を鳴らし――――突然闇に包まれた華やかな会場は人々のどよめきに支配され、明かりが戻ったその時、ダイヤがあった場所には哺乳瓶が。直前までその場にいたマックは警備員に静止させられ取調べを受けるも、ダイヤは跡形もなく消えてしまった。
#6 Dear
消えたダイヤは、マックと会場でぶつかった男―――同じアタッシュケースを持ったジャッキーの手中へ移っていた。すりかえたアタッシュケースを誰もいないCLUB∞へ持ち帰り、そのまばゆいばかりのダイヤを光に透かしてジャッキーは思いを募らせた。初めて守りたいと思った存在、あの赤ん坊のためならどんなことでもできると。「俺たち7人の未来」は、その子のために捧げると。
#7 TOPOP
不安や迷いを抱えて立ち止まった自分をごまかすように音楽やゲームの世界に逃避しがちな自分を奮い立たせるのは、もう一人の自分だった。メガネをかけて隠したつもりの感情を開放して楽しんでしまえばいい。「そうや。一度は捨てるのも惜しくないと思った人生。一度きりなら悔いなく楽しんでまえばええんや!」トッポはメガネを外し、起ち上がった。
#8 きっと幸せがキミを待ってる
どんなに女にちやほやされても消えなかった孤独。だけど今は、心から大切なものを守るためなら、どんなに汚れてもかまわないと思える。ジョニーがただひとつ願うことは目の前の赤ん坊の幸せな未来だった。「この子が僕を忘れる日がきても、この子には輝かしい未来がある」。
金にまみれた政治的社会・・・どうせ忘れ去られていた存在の俺たち。酒と煙草と暴力に彩られた俺らに正義を語る資格なんてないい。それでも法で裁くには巨大すぎる政治力を前にし、自らの手で変えていく。
一度は終わったような人生。だけどまだ終われない。
不安、孤独、立ち止まったままの暗闇の中。その中に見つけた一筋の光をキミに投影して、もう一度歩きたい。7人の心がひとつになって、この計画はまだはじまったばかりだ。
**************
Itとかキミが赤ん坊のことを指すというのは安易なんですが、赤ん坊が彼らにとって「守りたい未来」と考えるのが現時点においては妥当かと思い、このような予想を立てました。
(もしかして村上の愛した女性(孤児院時代の幼馴染とか)が殺されて、その女性の残した子供かなーとドラマチックな想像もしたけど、とりあえず今のところはグレーなかんじで。あ、村上という予想はあのダンスシーンから生まれました)
節操なく長くなるのもなんなので、自分的文字数制限を設けて書きました。こういう材料があるといくらでも想像が掻き立てられますよねーきっと私だけじゃないはず!
人々が浮世離れを楽しんでいる最中、現実を見据え、ある計画を実行しようとしている7人がいた。
金に絡んだ大人の不正が原因で親を亡くし、孤児として育てられた彼らは、家族の愛を一身に受けてぬくぬくと育ったものには得られない心の傷と、生き抜くために必要だった特殊能力、そして固い絆を持って年を重ねてきた。
きっかけは同じ境遇を持って生まれてきた赤ん坊だった。胸に抱えたわだかまりを最初に口にしたのはマック。グループのリーダー格だ。
そして起動した計画にそれぞれが緊張と不安、そして野望を胸に抱えて解散した中、VIPルームに残ったマックは、唯一傍にいたジャッキーにぽつり呟いた。
「ほんまにうまくいくんやろか・・・」
普段強気な顔を見せているマックの弱音に、参謀的役割であるジャッキーは驚きつつ、自身の不安を隠しながら言った。
「お前、今更なに言うてんねん・・・」
一方、ことの成り行きを冷静に考えつつ、その一切を誰にも明かさぬまま胸に秘めているのはジョニー。本当にこれでいいんだろうか?自問自答しながら、時折襲ってくる不安に一人ため息をつく。
トッポは自分を奮い立たせるように、今できることを黙々とこなし、自らがプレイする音楽の渦に流されようとしていた。
普段は笑顔をたやさないガムも、さすがに能天気に笑ってはいられなかった。どんなことであろうが人を殺める武器は本当に必要なのか?もっと何か他にあるんじゃないかと模索しつつ、楽しそうに踊るフロアを見つめていた。
野望以上に不安に押しつぶされそうになっていたのは、アーセナル。そんな彼の繊細な様子にいち早く気づいたのは、いつも勝ち気で喧嘩っぱやい、グループでもやんちゃで通っているエースだった。
「アナーセル、大丈夫や。きっとうまくいく」
「・・・・・・」
俯いたままのアーセナルが何を思っているのか、エースにはわからないまま・・・
#2 monologe
この計画において、エースに大きな迷いはなかった。無力感に蝕まれた日常を打破するために、無意味な存在である自分に意味を持たせるためにも、この計画は必要なのだ。憧れた明るい未来が自分になくとも、今はそれを託したい存在がいる。握り締めたこぶしで誰かを殴りつける痛みは、まるで自分を痛めつける行為そのもの。殴れば殴るほど自分と向き合っているような気持ちに苛まれつつ、唯一の守りたい存在のためにそれでいいと、自分に言い聞かせるように顔をあげた。
#3 Kick
自分にとって大切なものとは何だろう?戦うため、あるいは防御するために武器が必要ならば、それ以前に大切にしてきたものを捨てられるんだろうか?ガムの中でその二つが天秤にかけられていた。もちろん、この計画には賛成している。だけど、僕には拳銃は重過ぎる。ガムはそう思った。手を伸ばしてもいまだ届かぬ笑いに満ちた未来。ほんの少しの可能性だとしても、それを捨てずに向かっていきたい・・・
#4 Revolver
この計画は必要だと強く感じている。しかしアーセルナは怯えていた。ギターをかき鳴らし、髪を振り乱し、心の思いを音楽で吐き出す。そして自分を奮い立たせる。それが彼のやり方だ。あの子のために、仲間のために、ファンのために、そして自分自身のために。愛おしい存在のために現状を打ち砕くべく、「未来」という名の弾丸を詰め込んだEnfield No.2を躊躇なく撃ち放った。
#5 トリックスター
アーセナルが放った銃声を合図にするように、同じ時、マックは計画の一環である作戦に行動を移していた。おもむろに自分の存在を印象付けるかのように、すれ違う人々にアイコンタクトを取り、名刺を渡してゆく中、目当てのダイヤを見つけ、戸惑いもせずにクリック代わりに懐中時計を鳴らし――――突然闇に包まれた華やかな会場は人々のどよめきに支配され、明かりが戻ったその時、ダイヤがあった場所には哺乳瓶が。直前までその場にいたマックは警備員に静止させられ取調べを受けるも、ダイヤは跡形もなく消えてしまった。
#6 Dear
消えたダイヤは、マックと会場でぶつかった男―――同じアタッシュケースを持ったジャッキーの手中へ移っていた。すりかえたアタッシュケースを誰もいないCLUB∞へ持ち帰り、そのまばゆいばかりのダイヤを光に透かしてジャッキーは思いを募らせた。初めて守りたいと思った存在、あの赤ん坊のためならどんなことでもできると。「俺たち7人の未来」は、その子のために捧げると。
#7 TOPOP
不安や迷いを抱えて立ち止まった自分をごまかすように音楽やゲームの世界に逃避しがちな自分を奮い立たせるのは、もう一人の自分だった。メガネをかけて隠したつもりの感情を開放して楽しんでしまえばいい。「そうや。一度は捨てるのも惜しくないと思った人生。一度きりなら悔いなく楽しんでまえばええんや!」トッポはメガネを外し、起ち上がった。
#8 きっと幸せがキミを待ってる
どんなに女にちやほやされても消えなかった孤独。だけど今は、心から大切なものを守るためなら、どんなに汚れてもかまわないと思える。ジョニーがただひとつ願うことは目の前の赤ん坊の幸せな未来だった。「この子が僕を忘れる日がきても、この子には輝かしい未来がある」。
金にまみれた政治的社会・・・どうせ忘れ去られていた存在の俺たち。酒と煙草と暴力に彩られた俺らに正義を語る資格なんてないい。それでも法で裁くには巨大すぎる政治力を前にし、自らの手で変えていく。
一度は終わったような人生。だけどまだ終われない。
不安、孤独、立ち止まったままの暗闇の中。その中に見つけた一筋の光をキミに投影して、もう一度歩きたい。7人の心がひとつになって、この計画はまだはじまったばかりだ。
**************
Itとかキミが赤ん坊のことを指すというのは安易なんですが、赤ん坊が彼らにとって「守りたい未来」と考えるのが現時点においては妥当かと思い、このような予想を立てました。
(もしかして村上の愛した女性(孤児院時代の幼馴染とか)が殺されて、その女性の残した子供かなーとドラマチックな想像もしたけど、とりあえず今のところはグレーなかんじで。あ、村上という予想はあのダンスシーンから生まれました)
節操なく長くなるのもなんなので、自分的文字数制限を設けて書きました。こういう材料があるといくらでも想像が掻き立てられますよねーきっと私だけじゃないはず!
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