【感想】滝翼祭＠横アリ

はふー
なんだか新横浜で風邪をもらってきたかもしれない茶々ですけども。

行ってきました、タッキー&翼のコンサート＠横浜アリーナ。

初めての体験が山盛りだくさん。

思ったことをつれづれと書いてみます。

※うっかり辿り着かれたタッキー&翼ファンの方へ
当方、タキツバファンに連れられての初めての参戦です。
ネタバレしてますが、コンレポ、セットリスト、ファンの感想ではありません。
完全な客観的感想なので、気分を害す可能性がありますのでご注意ください。

2010年11月5日（金）　滝翼祭＠横浜アリーナ

入場前のグッズ売り場でまず最初のサプライズ。
グッズが4種類ぐらいしかない・・・マフラータオルと、写真、二人が一緒に写ったうちわ、ポスターのみ。
そして新譜の予約で、会場で購入すると50名さまをバックステージへと・・・すごい企画だなぁ。

入り口のところで白地に今回のツアーのロゴがプリントされた旗を手渡される。
「久々すぎてペンライトの電池がなくなってることを考慮して配ってるんだろうか？」とは友人談。
2年半ぶりのライブということで、友人のペンライトはそんな状態だったようで・・・
浮き足立つ友人に付き合って、開演20分前に着席。

まずは久々の横アリがとっても懐かしく、最後にきた時は内博貴の復活コンだったなーと一人回想・・・
が、見渡す限り、キャピキャピしたお嬢さんがまったくいないことに気づき、現実に戻る。
お手製うちわも全然見かけない。もしかして、今回ジュニアは出ないのか？？

客席は立ち見も含め、満席。
私はアリーナAで、真上にあるボックス席まで満員のように見えるが、誰が見にきてるかまではわからず。
たっきー！つばさー！たっきー！つばさー！とコールが始まるも、エイトコンのような不快な高音域はなく、むしろ久々のタキツバに寄せるOver30のヲタクの期待に溢れる表情がとても可愛らしい。

そして始まったコンサート。
私の記憶の中ではもうちょっと華奢だった二人は、すっかり大人の男らしい体つきになっていた。
タッキーは真っ白で、翼は黒い。オセロみたいだなー。
これがきっと王道ジャニコンなんでしょうね。衣装はキラキラして、もちろんステージもキラキラ。
しかしながらステージングのレベルはY&Jなんかと比べたら申し訳ないほど高い。
ジュニア、というかバックバンドはFiVe。今日も抜群の演奏力。

とりあえず、今回の私のミッションは、一緒に踊ること。
タキツバといえば、ビシッと揃った振りがすごい！イメージだったので。
隣の友人の切れ味のいい振りを見つつ、必死に頑張ってみるものの、結構難しい。

タキツバの肉声は、CDのまんま、とても心地いい声だった。
抑揚をつけて甘めに歌うタッキーと、それよりちょっと歌唱力がありつつも平たく歌う翼。一人ずつだと面白みにかけるところが、ユニゾンやハモもになった途端、最強コンビになってしまい、多少中毒性がある。

ファンの人たちの少しでも近くに、という演出が上手。
客席通路を駆け上がったりとか、リアルなスキンシップはないものの、どの席からも割とよく見えたんじゃないかと思われる。

二人きりのステージ、ジュニアなんて必要ない！十分魅せるに値するものでしたが、途中からMs.Snowman登場。少クラで何度も見てるはずなのに、いまだに大倉ソロコンの時のバックをしていた真田と野沢しか認識できない。野沢、すごく背が高くなっていて、真田がちびっこに見える。が、真田って男前だよなー。
そしてジュニアが外周にわらわら登場し、がっつし踊っていた。タキツバともなると、ジュニアのレベルも高いようで、プロ意識が高そうな、今後マイク持っちゃうんだろうなという子ばかり。

肝心のタキツバといえば、翼の切れまくりダンスに比べ、相方のタッキーは残念な感じ（それでも他と比較するならば引けをとらないレベル。翼のレベルが高すぎる模様）。MCでも翼仕切りで、タッキーはゆるゆる。相方がいると甘えるんでしょうか、私の中のタッキー像がガラガラと音をたてて崩れて行きます。

驚いたのは、二人が外周を回りながら、ファンに自分の名前を叫ばせて、どちらが大きい歓声か競い合うようなことをしてたのですが、それが「いつまでやるの？」状態でしばらく続くこと（どうやら恒例行事らしい）。
合間合間に挟むおしゃべりが非常にグダグダで、これは他のグループの時にも書いたけど、エイトのグダグダMCなんてはるかにマシと思える代物。だけどそれが微笑ましいと思えるファン心理もわかる気がする。

私は横浜初回なのでわからない点について、友人は･･･

毎回、「初めての人に向けて」ライブをしてるという意識を持ってる。
毎回、同じレベルのものを提供している。
毎回、「愛してる」などの言葉を口にし、愛を囁き合ってる。

とのこと。すごいなぁ。やはりかつての暴れん坊たちの先頭にいた二人、すごいわ。

エイトに関わっているとタッキーの話はよく聞くが、翼に関してはレコメンのto baseでしか知らなかったわけですが、ステージに関してのプロ意識というより、プロフェッショナル度は翼の方がはるかに上に見えた。
エンターテイナー寄りのタッキーと、ダンスのクオリティやメンタル面などの細部に渡りこだわっている様子の翼。お楽しみ重視のゆるさと、職人的ストイックさが融合しているといった印象。
そしてタキツバファンにとって、タッキーはアホキャラで、だめな子とされて可愛がられているという･･･
この辺は本当に予想外でした。

しかしタキツバはどうやら存続の危機に瀕しているのか、「今回のツアーが次回の活動に繋がるように」といった発言を何度か聞きました。
各々ソロ活動も控えているようですが、翼は次回のソロ活動が決定しているものの、自分の口から別の機会に言いたいと（今はタキツバを楽しんでほしい）のこと。
グループ活動とソロはきっちり線引きしてるようで･････真相は本人しかわからないけど、私の中ではひょっとして妄想が生まれてしまいました。

仲がいい、愛し合ってる等、ステージでは散々口にしていつつも、二人で食事にいけば話すことがなくてドキドキなど、私からすると不思議でいっぱいな二人。ステージでは、視線は基本客席で、二人が目を合わせて楽しそうにやってるシーンは演出でしか見ることができず、少々残念。

今回の参戦での一番の収穫は、タキツバファンの暖かさに触れられたこと。
どこのグループのコンサートでもAWAYな気分になってしまうのに、タキツバファンは一見にも暖かい。

そしてタキツバファンがほんわかした空気を作り出していたゆえに、全体的な数は少なかったものの（本当にタキツバ目的の客の多かったこと！）ジュニア担のお行儀の悪さが著しく目立ってました。みんなが着席してるMCの中、オペラグラスを手に立ち上がってBOX席を見上げ、でっかい声で「河合だ！河合～」などうるさかった女子、私の3列後ろ、通路挟んで10席ぐらい向こう側でしたけど、そこで注意した怖い人は私です。なにしにきてんだ、まったく（怒）

まぁ、いずれにせよ、楽しかったです。
欲を言えば、ジュニアもMCもいらないから、ひたすら二人きりで歌い踊っていてほしかった。
（もちろんMCはファンとしては捨てがたいものだし、ジュニアも大人の事情で必要なのもわかっています）

今度は3年後ぐらいに行ってみたいです、タキツバコン。